

2025年の夏に、福島県の会津に行った際、鶴ヶ城こと、会津若松城に寄ってきました。
戦国時代、葦名氏から始まり、伊達政宗、蒲生氏郷、上杉景勝など、有名どころが城主になったことや、幕末に戊辰戦争での攻城戦の舞台になったことで、天守閣の中の展示はネタに困らない。ぎっしりだった。
櫓や門は、みな復元だが、立派な石垣が全体的に残っていて、見応えがあります。色んな時代の石垣が混在しているところも、城が好きな人にはたまらないところだと思います。
縄張りで特徴的なのは、北出丸と西出丸です。いわゆる馬出しで、本丸の防御のために、堀で囲まれた突き出した四角いエリアが2つ設けられています。会津若松駅の方向から、来て、西出丸駐車場に向かうとき、北出丸を経由して、立派な石垣を眺めながら、枡形の防御構造を体験できるので、おすすめです。
東北地方には珍しい、石垣作りの名城の一つです。
