ローリングストーン誌が選ぶ歴代最高のアルバムを1位から順番に聴いてみる#9 41位〜45位

ローリングストーン誌が選ぶ歴代最高のアルバムを1位から順番に聴いてみます。

★は、私の独断と偏見での点数です。

ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選 | 2020年改訂版 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
米ローリングストーン誌が「500 Greatest Albums of All Time」(歴代最高のアルバム500選)の最新バージョンを公開した。ローリングストーン誌の「500 Greatest Albums of All Time」(以

41位 ローリング・ストーンズ レット・イット・ブリード

イギリスのロックバンド、ローリング・ストーンズの1969年の作品。

ブライアン・ジョーンズの脱退とミック・テイラーの加入というギタリストの交代のさなかに発表され、キース・リチャーズが殆どの曲のギターを一手に弾いたという状況でありながら、非常に完成度が高く、ヒットした。

歌詞については、ベトナム戦争当時ということもあり、殺伐とした内容も多いが、音楽はローリング・ストーンズの明るくノリのよいブルースロックが展開されている。

バリエーションも豊かで、優れた曲が練られた曲順で並んでおり、飽きが来ない。

メンバーからも、批評家からも、評価が高く、ローリング・ストーンズの数あるアルバムのなかでも、代表的な作品となっている。

★★★★★

42位 レディオヘッド OKコンピューター

イギリスのロックバンド、レディオヘッドの1997年の作品。

オルタナティブロック、ポストロックをルーツに持つ彼らの、バンドサウンドによる実験的なアプローチの一つの頂点とも言える作品。

決してポップなサウンドではなく、ツインギターを中心にした、時にヘヴィで、時に叙情的なサウンドだが、商業的にも成功し、彼らの知名度を大きく上げた。

ギターは、時にリフを刻むが、効果音的な使われ方もする。自由な演奏スタイルだが、それは無秩序ではなく、曲を構成する計算されたパーツのようだ。

次作からコンピュータを使った効果を多用していく彼らだが、ここでは、一部しか使われておらず、ロックの通常のバンドサウンドで、こんな実験的なサウンドを成り立たせていることに、驚きを感じる。

★★★★★

43位 ア・トライブ・コールド・クエスト ロウ·エンド·セオリー

アメリカのヒップホップグループ、ア・トライブ・コールド・クエストの1991年の作品

ジャズ・ベーシストのロン・カーターを迎え、ベースの生演奏と、ジャズのサンプリングにより、ジャズ的なヒップホップ音楽を作り上げた。

このアプローチにより、批評家の評価も高く、ヒットすることになった。

個人的には、ベースの音がとても良く、しかも、彼らの音楽にとてもマッチしているのが印象的でもあり、心地よい。

プログレッシブラップと呼ばれるだけあって、進化したヒップホップ音楽を聴かせてくれる。

★★★☆☆

44位 ナズ イルマティック

アメリカのラッパー、ナズの1994年の作品

デビュー作でありながら、バックのプロデューサーに、錚々たるメンバーを揃えて、ハイレベルなビートを聴かせてくれる作品。

ヒップホップには珍しく、自制的な歌詞の評価が高い作品。作詞家としても評価が高い。このアルバムを発表したときは、20歳だったが、作詞をしたのは10代のときだったと言われる。

曲ごとの仕上がりもバリエーション豊かで、飽きの来ないのも、評価が高い要因だろう。

デビュー作にして、最高傑作と言われるだけあって、非常に完成度が高い作品。

★★★☆☆

45位 プリンス サイン・オブ・ザ・タイムズ

アメリカのシンガーソングライター、プリンスの1987年の作品。

率いていたバンドを解散し、ソロアーチストとなって制作した2枚組アルバム。

多作なだけあって、当初は三枚組だったが、レコード会社の意向で2枚組にまとめられた。曲数は多いが、ポップでバリエーション豊かな曲が揃っていて、飽きが来ない。

表題曲をはじめとして、ファンク色が濃いものになっている。

一方で、いつものプリンスのロック色の強い曲も入っていて、ギターやドラムスなど、マルチプレイヤーぶりも発揮して、絶好調である。

★★★★☆

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ローリングストーン誌ベストアルバム#5
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