ローリングストーン誌が選ぶ歴代最高のアルバムを1位から順番に聴いてみます。
★は、私の独断と偏見での点数です。

41位 ローリング・ストーンズ レット・イット・ブリード
イギリスのロックバンド、ローリング・ストーンズの1969年の作品。
ブライアン・ジョーンズの脱退とミック・テイラーの加入というギタリストの交代のさなかに発表され、キース・リチャーズが殆どの曲のギターを一手に弾いたという状況でありながら、非常に完成度が高く、ヒットした。
歌詞については、ベトナム戦争当時ということもあり、殺伐とした内容も多いが、音楽はローリング・ストーンズの明るくノリのよいブルースロックが展開されている。
バリエーションも豊かで、優れた曲が練られた曲順で並んでおり、飽きが来ない。
メンバーからも、批評家からも、評価が高く、ローリング・ストーンズの数あるアルバムのなかでも、代表的な作品となっている。
★★★★★
42位 レディオヘッド OKコンピューター
イギリスのロックバンド、レディオヘッドの1997年の作品。
オルタナティブロック、ポストロックをルーツに持つ彼らの、バンドサウンドによる実験的なアプローチの一つの頂点とも言える作品。
決してポップなサウンドではなく、ツインギターを中心にした、時にヘヴィで、時に叙情的なサウンドだが、商業的にも成功し、彼らの知名度を大きく上げた。
ギターは、時にリフを刻むが、効果音的な使われ方もする。自由な演奏スタイルだが、それは無秩序ではなく、曲を構成する計算されたパーツのようだ。
次作からコンピュータを使った効果を多用していく彼らだが、ここでは、一部しか使われておらず、ロックの通常のバンドサウンドで、こんな実験的なサウンドを成り立たせていることに、驚きを感じる。
★★★★★
43位 ア・トライブ・コールド・クエスト ロウ·エンド·セオリー
アメリカのヒップホップグループ、ア・トライブ・コールド・クエストの1991年の作品
ジャズ・ベーシストのロン・カーターを迎え、ベースの生演奏と、ジャズのサンプリングにより、ジャズ的なヒップホップ音楽を作り上げた。
このアプローチにより、批評家の評価も高く、ヒットすることになった。
個人的には、ベースの音がとても良く、しかも、彼らの音楽にとてもマッチしているのが印象的でもあり、心地よい。
プログレッシブラップと呼ばれるだけあって、進化したヒップホップ音楽を聴かせてくれる。
★★★☆☆
44位 ナズ イルマティック
アメリカのラッパー、ナズの1994年の作品
デビュー作でありながら、バックのプロデューサーに、錚々たるメンバーを揃えて、ハイレベルなビートを聴かせてくれる作品。
ヒップホップには珍しく、自制的な歌詞の評価が高い作品。作詞家としても評価が高い。このアルバムを発表したときは、20歳だったが、作詞をしたのは10代のときだったと言われる。
曲ごとの仕上がりもバリエーション豊かで、飽きの来ないのも、評価が高い要因だろう。
デビュー作にして、最高傑作と言われるだけあって、非常に完成度が高い作品。
★★★☆☆
45位 プリンス サイン・オブ・ザ・タイムズ
アメリカのシンガーソングライター、プリンスの1987年の作品。
率いていたバンドを解散し、ソロアーチストとなって制作した2枚組アルバム。
多作なだけあって、当初は三枚組だったが、レコード会社の意向で2枚組にまとめられた。曲数は多いが、ポップでバリエーション豊かな曲が揃っていて、飽きが来ない。
表題曲をはじめとして、ファンク色が濃いものになっている。
一方で、いつものプリンスのロック色の強い曲も入っていて、ギターやドラムスなど、マルチプレイヤーぶりも発揮して、絶好調である。
★★★★☆
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