ローリングストーン誌が選ぶ歴代最高のアルバムを1位から順番に聴いてみます。
★は、私の独断と偏見での点数です。

71位 ボブ・マーリー·アンド·ザ·ウェイラーズ エクソダス
ジャマイカのレゲエバンド、ボブ・マーリー·アンド·ザ·ウェイラーズの、1977年の作品。
レゲエの神様と言われるボブ・マーリーの代表作であり、ベストアルバムを除くと最もヒットしたアルバムであり、評価も高い。
暗殺未遂事件があったあとに初めてレコーディングされた、ということも、ヒットの一因になっているかもしれないが、その内容は充実している。
全編、独特なレゲエのリズムに乗せた曲が並び、単調になりがちだが、アップテンポな曲、ミディアムテンポ、バラード調など、バリエーションに富んでいて、飽きさせない。
コーラスやストリングスをうまく使って、アレンジも素晴らしいし、リズムセクションがしっかりしていて、演奏技術の高さも無視できない。
★★★☆☆
72位 ニール・ヤング ハーベスト
カナダのシンガーソングライター、ニール・ヤングの1972年の作品。
もともとフォーク・ロックのルーツを持っていると思うが、このアルバムではカントリー風のスタイルになっている。
最初の曲はアコースティックギターによるシンプルなサウンドで、ひっそりと始まり、曲が進むにつれ、ストリングスなどを取り入れ、盛り上がっていく展開になっている。
ニール・ヤングの声は、ちょっと鼻にかかったような独特の声で、印象的だ。しっとり歌うのも合うし、ちょっとシャウト気味に歌うのも合う。
聞けば聞くほど味が出てくる、シンプルながら、良曲が並び、商業的にも成功した。
★★★★☆
73位 マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン ラブレス
アイルランドのロックバンド、マイ・ブラッディ・ヴァレンタインの1991年の作品
シューゲイザーと呼ばれる音楽ジャンルを代表する、金字塔とも呼ばれる、評価の高いアルバム。
いく重にも重ねられた、ノイジーなギターサウンドと、相反するような叙情的なメロディーが共存する。
ノイジーなサウンドは、決して無秩序ではなく、計算され尽くしたアレンジがなされている。
ノイジーなサウンドに、かき消されそうな、か細いボーカルには、最初は戸惑ったが、聞けば聞くほど、その音楽の奥深さに気づき、新しい発見がある。
★★★☆☆
74位 カニエ・ウエスト ザ·カレッジ·ドロップアウト
アメリカのラッパーで、プロデューサーのカニエ・ウエストの2004年の作品。
ラッパーとしてのデビュー作だが、それまで、ほかのアーチストのプロデューサーとしての実績を生かした音作りが見られ、充実したものになっている。
オーソドックスなヒップホップに留まらず、ストリングスやコーラスをふんだんに盛り込んで、ゴージャスな音楽が楽しめる。
当時主流だったギャングスタラップのヒップホップと一線を画し、ソウルやR&Bを取り入れたバリエーション豊かな音楽は飽きが来ない。
たくさんのミュージシャンも参加し、話題になったこともあり、商業的にも成功した。
★★★☆☆
75位 アレサ・フランクリン レディ・ソウル
アメリカのソウルシンガー、アレサ・フランクリンの1968年の作品。
アメリカを代表するソウルシンガーである彼女の、一番脂が乗っていた時期のアルバムだと思う。充実している。
デビュー作などに比べて、大ヒットした曲はないものの、彼女のボーカルとバックの演奏が高いレベルにある。
彼女のボーカルは伸びがあり、実に楽しそうだ。ノリのよい曲から、しっとりした曲までバリエーション豊かな曲をしっかりと歌い上げている。
バックの演奏は、彼女のボーカルを引き立たせる。コーラスも絶妙で、アレンジも素晴らしい。まるで、ライブ演奏を聴いているかのように、臨場感がある。
★★★☆☆
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